詩의 香氣

*落葉松*

chung si yoo 4932 2013. 6. 19. 22:48

 

 

 

*詩의  香氣*

 

  << 落葉松>>

      
  北原白秋詩集 「水墨集」より

「落葉松」 번역 * 정시유

   一

からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。

   二

からまつの林を出でて、
からまつの林に入りぬ。
からまつの林に入りて、
また細く道はつづけり。

   三

からまつの林の奥も
わが通る道はありけり。
霧雨のかかる道なり。
山風のかよふ道なり。

   四

からまつの林の道は
われのみか、ひともかよひぬ。
ほそぼそと通ふ道なり。
さびさびといそぐ道なり。

   五

からまつの林を過ぎて、
ゆゑしらず歩みひそめつ。
からまつはさびしかりけり。
からまつとささやきにけり。

   六

からまつの林を出でて、
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
からまつのまたそのうへに。
 

 

          七


からまつの林の雨は
さびしけどいよよしづけし。
かんこ鳥鳴けるのみなる。
からまつの濡るるのみなる。

   八

世の中よ、あはれなりけり。
常なけどうれしかりけり。
山川に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。
 
 
[낙엽송 ]
 
          -北原白秋

                        번역  정시유
 
 一
 
落葉松 숲 속을 지나
落葉松을 곰곰이 보네 .
落葉松 외로워라
나그네길 외로워라.

 

 

  二


落葉松 숲 속을 나와
落葉松 숲 속에 들다.
落葉松 숲 속에 들어
오솔길 다시금 이어지네.

 

 

  三


落葉松 깊은 숲에도
내가 지나갈 길은 있었네.
안개비 자욱 내리는 길
산바람 스쳐 지나가는 길

 

  四


 

落葉松 숲 속 길은
나만이 아닌 남도 지나가네.
가느다란 이어진 길
쓸쓸이 발걸음 재촉하는 길

 

 

  五


 

落葉松 숲 속을 지나
나도 모르게 감추는 발길
落葉松 외로워라
落葉松과 속삭였네

 

 

  六


 

落葉松 숲 속을 나와
아사마[淺間] 嶺에 오르는 연기
아사마 嶺에 오르는 연기
落葉松 위로 落葉松 숲 너머로

 

 

  七


 

落葉松 숲에 내리는 비는
쓸쓸도 해라 고요도 해라
울려 오는 뻐꾸기 울음
젖어 선 落葉松의 숲

 

 

  八


인간 세상 가련타 하건만
無常의 길에 기쁨 있네
山川에 잠긴 山川의 소리
落葉松에는 落葉松 부는  바람

 
 

底本:岩波書店刊 北原白秋全集4 
세계의 문학 대전집 번역 添削 SIYOO CHUNG

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